|
|
90.0
|
|
・メーカー・車名 |
フォルクスワーゲン「ヴェント」 |
・車両概要 |
2000cc、FF、AT、GLI |
・購入時期・形態 |
03年1月、中古車(96年式) |
・総走行距離数 |
28,000km |
・主な使用状況 |
遊び、帰省、深夜の交通手段 |
・スタイル外観 |
9 点 |
・スタイル内装 |
8 点 |
・走り |
10点 |
・操作性 |
9 点 |
・居住性 |
10点 |
・燃費 |
8 点 |
・総合評価 |
9 点 |
・寸評(良い点) |
○鬼のような高速安定性。どっしり安定、150km/hなら直線手放しでもブレすら無し!
○噂通りの直線番長。最高速度195km/h(5500rpm)を記録。トルクで引っ張る加速も相当なもの、ホントに2L
N/A?
○高速走行時のレーンチェンジ。相当の無理もいなしてくれる。
○遊びがやや大きいが、よく効きピタリと止まるブレーキ。
○運転しなくても、乗れば分かる過剰なまでの剛性感。
○ちょうどいいサス。特に高速時の安心感は抜群。
○高速走行時の燃費(10-11km/L)。
○よく考えられた配置のインパネ回り、センターコンソール。
○座る欧州文化の象徴のようなシート。座ると背筋が伸び、連続走行400kmでも疲れない。
○常識が通じないトランク容量。まあよくもこんなに広く深く・・・、文句なし。
○過剰さ無し、不足無し、必要十分な各種装備。
○何気に8スピーカー。中音域のハリはなかなかのもの。
○VWの象徴、ルーフアンテナ。実はコスト削減だけど(笑)。
○ボクシーなバックスタイル。文句なし。 |
・寸評(不満な点) |
×出足の悪さ。ストップ&ゴーが苦手、信号で前車を追従するのに一苦労。
×お行儀の悪いAT。中速で不意のキックダウン、シフトチェンジ時の最大衝撃は、下手なMT運転者のよう。
×信号待ちでの振動。VW SOHCの宿命?
×回頭時のステアリングの反発力が強く、高速でカーブに突入すると、ライン維持にかなりの腕力が必要。速く曲がりたい方は注意。
×ドイツ車の宿命、多量のブレーキダストによるホイール汚れ。
×街乗り燃費(6-8km/L)。ちなみにハイオク仕様(涙)。
×あれ?1DINだけ?
×密閉性が高いあまり、すぐ曇る室内。
×後方見切りの悪さ。左右端は見えず、最後部も不明瞭。直進あるのみのクルマ?
×電装系のひ弱さ。パワーウィンドウ、バッテリー。
×ちょっと暗めのヘッドライト。田舎道は、ハイビームでもけっこう不安。
×へたりやすい外装のラバーゴム部品。夏が心配。 |
・その他自由意見 |
◇1996年モデル、純正オプション装着のみです。
◇小さい頃から父の愛車、ビートル、ジェッタの走行性能を当然と思っていたので、驚くことなく、戸惑うことなく乗ってます。
◇当然なのですが、これはドイツ国民車。目的地まで安心して速く移動するための「道具」です。だから、真直ぐ速く安全に運転するのが適切な使い方だと思ってます。
日本の街乗り、短距離通勤にはお勧めできません。最も実用性の高い速度域は120-170km/hです、少なくとも私のは。実際に60-100km/hは、同クラス日本車の快適性、順応性に及びません。
国内の公道のみを走行するなら、絶対日本車を選びます。選択肢の多い今だからこそ、目的に合わせた道具選びを!
◇もちろん、法定外速度は、許された場所で楽しんだものですので、あしからず。
|