●三菱「ピスタチオ」

　岡山県にお住いの、菅 光正さん(20代男性)の採点簿です。

	84.3
・メーカー・車名	三菱「ピスタチオ」
・車両概要	1100cc、2WD、5MT
・購入時期・形態	02年11月、中古車(00年式)
・総走行距離数	20,950km
・主な使用状況	レジャー
・スタイル外観	10点
・スタイル内装	７ 点
・走り	７ 点
・操作性	９ 点
・居住性	７ 点
・燃費	10点
・総合評価	９ 点
・寸評(良い点)	○軽自動車はもちろん、ハイブリッドカーを凌ぐほどの低燃費。20km/Lは軽く超え、25km/Lに達することも。低燃費を謳う最近のコンパクトカーでも太刀打ちは出来ないはず。 ○50台限定ということで、大変珍しく、知る人は少ない。同型車を見かけることはまずない。ミニカと間違えられたり、不思議がられることもしばしば。 ○ミニカと同様、平凡だがかわいらしく飽きのこないデザイン。また、専用色のシトロンイエローはとてもきれいな色。 ○普通車ながら軽自動車とほぼ同じ大きさで、狭い場所でも楽。軽自動車感覚で運転できる。 ○1100ccだが、車体も700kｇと軽く、高速もそれほど苦にはならない。 ○アイドリングストップ機構を搭載。エンジン始動性も良好。
・寸評(不満な点)	×燃費重視のためか、加速はやや鈍い。軽自動車のターボのほうがはるかに加速はいい。 ×アイドリング時の振動が大きく、ノッキングを起こしやすい。上り坂では、細かなギアチェンジが必要。 ×エンジン以外は現行ミニカそのまま。内装は、現行軽自動車に劣るほどシンプル。 ×キーレスなど、快適装備をもたない。 ×ガソリンタンク容量が30Lと小さい。燃費がよくても、たびたび給油が必要。
・その他自由意見	◇50台限定販売のため、ほとんど知られていない車だと思います。私も中古車情報誌で偶然見つけるまでは知りませんでした。 ◇なぜ本格販売されることがなかったのかは知りませんが、純粋なガソリンエンジン車として世界最高水準の低燃費は、特筆すべきものだと思います。 ◇一度だけ、ピスタチオ同士ですれ違ったことがあります。同じ車に会うとは思ってみなかったので、びっくりしました。一般向けではないので、装備などは最近の車とは比較になりませんが、仲間の少ない車となると愛着がわきますね。末永く大切にしていきたいものです。

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