●トヨタ「ビスタアルデオ」

　神奈川県にお住いの、山田満喜男さん(40代男性)の採点簿です。

	94.3
・メーカー・車名	トヨタ「ビスタアルデオ」
・車両概要	1800cc、2WD、AT、Sセレクション
・購入時期・形態	98年9月、新車
・総走行距離数	45,000km
・主な使用状況	買い物、帰省
・スタイル外観	９ 点
・スタイル内装	10点
・走り	８ 点
・操作性	９ 点
・居住性	10点
・燃費	10点
・総合評価	10点
・寸評(良い点)	○乗り降りしやすく、かつ見晴らしの良いパッケージング。このクルマに乗り慣れると、最近のトヨタ車はどのクルマも狭苦しく感じます。例えば比較的良いプレミオでも、サイドウィンドウの傾斜がきつくて、少々頭回りが窮屈です(特にリアシート)。 ○明るく開放感のある内装。特にシートは秀逸！なぜ他のトヨタ車のシートは、狭くて乗り心地も良くないのか不思議です。やっぱりコストが掛かるからでしょうか。 ○燃費は街乗りで９キロ、高速で15キロ(４人＋荷物満載)と良好。 ○中高速域での足回りのしっかり感は、あのスカイラインR32並みです(低速は、アンダーが強めでやや苦手)。 ○５年近く乗っても、ほとんどトラブルフリー。さすがトヨタさん。 ○初期型のステアリングシフトは本当に便利。以外とスポーティ。 ○使い勝手の良いラゲッジルーム。よく考えられています。
・寸評(不満な点)	×６連装CDチェンジャーは、よく故障する。すでに５回ほどユニット交換。 ×やや乗り心地が悪い。特に路面の段差でのショックが大きくて、びっくりします。よくCDが音飛びする。それでマイナーチェンジでリアサス変更になったのでしょうね。 ×ハザードランプボタンの位置が遠くて、使いにくい。デザインを重視すぎ。 ×リアドアがセダンと共通なのがちょっと残念。例えばカローラフィールダーのように専用にして、より狭いパーキングでの乗り降り性等、使い勝手を向上させることはできなかったのかな。
・その他自由意見	◇もっと売れても良いクルマと思います。最初のモデルで、顔つきがもう少しセンスが良ければ、ブレイクしたのかも。ちっと値段が高めなのもネックかも。でもシートの作り等、お金は掛かっていると感じます。 ◇マイナーチェンジの度に、魅力が薄れていくと感じますが、如何？ ◇メーカーは、商業的には失敗と捉えるでしょうね。そうすると、もうこのタイプのクルマは当分出てこないので、大事に乗っていきたいと思います。

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