●VW「ゴルフ」
岐阜県にお住いの、裏切り者さん(30代男性)の採点簿です。
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・メーカー・車名 |
VW「ゴルフ」 |
・車両概要 |
IV型、1600cc、FF、4AT、Lグレード |
・購入時期・形態 |
2012年(2002年式)、中古車 |
・総走行距離数 |
105,000km |
・主な使用状況 |
レジャー |
・スタイル外観 |
10点 |
・スタイル内装 |
2 点 |
・走り |
10点 |
・操作性 |
3 点 |
・居住性 |
1 点 |
・燃費 |
3 点 |
・総合評価 |
4 点 |
・寸評(良い点) |
○足回りは本当に感動。走りのモデルではないが、日本車には無理だと思う設定。カーブとワインディングが楽しくて仕方ない。走行10万キロ過ぎても、いまだに気持ち良い。
○とにかく重厚なボディ。ドアも頑丈。ドイツ車って、鉄の塊ねーという感じ。事故を起こした時には、きっとこの車に守られるでしょう。
○明るいライト。本当に明るく、照射範囲が広い。
○冬に暖かいヒーター。これは最強だ。
○メーターの視認性の高さ。特に夜間のブルー照明は、デザインもかっこよく、長時間見続けても目が疲れない。
○一応でも、外車に乗る優越感。 |
・寸評(不満な点) |
×いつ止まるか、次に乗るときエンジンがかかるか、を毎回心配しなければならない。
×内装の品質。剥がれやすく、夏の暑さで、なぜかベトつくインパネやダッシュボード。国産車でこんなの見たことない。
×周りに悪影響を及ぼす塗装。赤色ですが、どこにぶつけても必ず相手に色をつける。おまけにクリアが割れやすい。
×シートポジション、肘置き、ペダル、フットレストの位置の悪さ。オーディオの視認性と操作性など、日本車が当たり前とする操作性は最低レベル。
×冷房のきかなさ。
×オーバーヒート寸前まで反応しない水温計。冷却能力も低い。
×タイヤ交換が大変。スタッドボルトをつけないとやってられない。
×電気系統の不安。なぜかバッテリーがやたらあがる。オルタネーターが死んでるのかと思うくらい。
×燃調のトラブル。修理屋が3年かけてもついに治せなかった。
×ギヤ比に対する考え方やシフトマップは日本と全く違うようです。日本の道路ではあまり賢いとは言えない。60km/h時に2500回転ほど。80km/h時に2800回転ほど。回転数あげるから燃費が悪いというわけでもないらしいが、さっぱりわからない。燃費は、街乗りで10km/Lきります。遠出するとなぜか15km/Lを超える。高速中心で走ると13km/Lほど。
×基本的に人に優しくない設計。乗り降りがしづらい。グリップの場所がよくない。角が角ばっていて、しかも鉄板が固く厚いので、頭をぶつけると(よくぶつける)死ぬほど痛い。
×室内が狭いくせに車幅が大きい。小回りも利かない。
×ハイオク指定。SOHCで、スムーズな回転でもないし、静かでもないし、官能的な音もたてないのに腹立たしい。国産車ならレギュラーを入れてもなんともないが、外国車は壊れる心配があり、できない。
×メンテが面倒。対応可能な修理工場が少なく、部品在庫も少ない。 |
・その他自由意見 |
◇一度くらい外車と思って購入しましたが、二度と外車に手を出すことはないでしょう。
◇足回りと鉄板の厚みからくる安心性以外に、日本車が劣っている部分はないと思いました。17系クラウンの方がトータルバランスはよいと思う。
◇VWが考える車のコンセプトに同意できる人だけが満足できる車ですが、国産車にはこの足回りだけは勉強してほしい。スポーツカーだけではなく、大衆車がここまでの足回りを持っていることに、日本車は危機感を持たなければならない。現状に満足している限り、日本車は「車」としてこれ以上発展できないでしょう。 |
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