●シトロエン「C4」
群馬県にお住いの、ケンジさん(30代男性)の採点簿です。
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・メーカー・車名 |
シトロエン「C4」 |
・車両概要 |
1600cc、FF、4AT、1.6
サルーン |
・購入時期・形態 |
11年4月、中古車(07年式) |
・総走行距離数 |
110,000km(購入時55,000km) |
・主な使用状況 |
通勤、遊び |
・スタイル外観 |
10点 |
・スタイル内装 |
10点 |
・走り |
9 点 |
・操作性 |
9 点 |
・居住性 |
10点 |
・燃費 |
9 点 |
・総合評価 |
9 点 |
・寸評(良い点) |
○デザインは唯一無二、しかし紛れもないシトロエン。一見単に目立つためと思われる造形ながら、視界やスペースが確保されるなど実用性も高い。
○半透明な速度計は、どんなメカニズムなのか不思議だが、逆光時の視認性を考えたものだったりする。
○4mをゆうに超える全長と1.8mに迫る幅は、コンパクトカーと呼ぶには大きいが、キャビンも荷室も広く、視界の広さもあって狭い道での運転も楽。
○シトロエンらしい足回り。柔らかいと言われるが、奥には確実に太い芯がある感じで、路面の凹凸やカーブには強い。スポーツカー並みとは言わないが、かなり高水準。標準装備のタイヤにして充分な走行性能。
○高速なら14〜15km/L行く燃費。交換1回3Lで足りるエンジンオイルなど、マイナーな外車にしては維持費も安い。特に燃料タンクは60Lとクラス最大級で、東京〜名古屋を無給油で往復できた。
○一番下のグレードだが、クルーズコントロール、可変スピードリミッター、車速感応式オーディオ、燃費計、オートライト、オートワイパー、自動防眩ミラー、ステアリングリモコン等装備も充実。
○オートライトは優れ物。薄曇りでも点灯し、逆に陸橋をくぐった程度では反応しない。日本車のように、豆電球だけが点くようなケチくさいことはせず、ドライバーより一歩進んだ判断力には脱帽。
○日本車の数段上を行く安全装備。5席全てに3点シートベルトと未装着警告灯、後席左右にチャイルドシートアンカー。
○ユーロNCAP5つ星の安全性はダテじゃない。1回出会い頭事故をやったが、顔面が潰れながらも工場まで自走できた。相手の某日本車は走行不能になり、交差点を塞ぐことに。
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・寸評(不満な点) |
×まだまだ少ないディーラーネットワーク。転勤族にはこれが厳しい・・・。近年販売好調らしいので、増えてくれるのを期待します。
×納車1カ月で、ATが故障表示で3速から動かなくなったり(→保証で無償修理)、1年でエンジン始動不能になったりと、日本車・ドイツ車では未経験のトラブルも。その後は平和ですが、何か起きないか心配。
×オンボードコンピューターは便利な反面、言語が英仏独蘭伊西葡と、日本語非対応。語学の勉強と割り切るしか無さそう。
×購入車は前期型最終ロットで、1.6LモデルにはESCが未装備。マイナーチェンジ後は全グレードに標準装備され、ロゴも一新されるなど1年の差がかなり大きい。
×高速では伸びるものの、渋滞や短距離では悪い燃費。ハイオク指定でチョイ乗りには厳しい。
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・その他自由意見 |
◇平均以上の走行性能と実用性、飽きの来ない個性、同乗者ウケの良さ、長い航続距離、そこそこの維持費・・・、仕事にプライベートに年間2万km以上乗るので、どれも欠かせない要素です。
◇栄光の第1回カーデザインオブザイヤーに選ばれた車です。2代目が登場しましたが、内外装の世界観は2代目以上です。
◇今まで2年ないし5万kmサイクルで買い換えていましたが、その節目になっても買い替える気が起きない初めての車です。既に10万kmを超えましたが、15万、20万kmも狙いたいです。
◇先日フランスへ行く機会があり、パリの本社ショールームにも行って来ました。車のみならず、そのブランドの世界にすっぽりハマらせたこの車の吸引力は驚くばかりです。
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