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・メーカー・車名 |
BMW「1シリーズ」 |
・車両概要 |
1600ccターボ、FR、8AT、116i
Mスポーツ |
・購入時期・形態 |
13年2月、新車 |
・総走行距離数 |
3,000km |
・主な使用状況 |
レジャー |
・スタイル外観 |
9 点 |
・スタイル内装 |
8 点 |
・走り |
8 点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
7 点 |
・燃費 |
9 点 |
・総合評価 |
9 点 |
・寸評(良い点) |
○日本の道路事情では、現行BMW中で最も走りやすいサイズです。
○現行BMWでは、最もスポーティな味付けにされています。
○世代が進んだランフラットタイヤの恩恵もあり、乗り心地はかなり良い。
○ファニーフェイスの1シリーズですが、Mスポーツをチョイスすると、ぐっと迫力が増し、なかなか格好の良い外観となります。
○燃費が期待以上に良いです。街乗り10km/L、高速14〜15km/L。
○1600ccのダウンサイジングエンジンですが、高度なターボ制御により、低速から豊かなトルクを味わえます。感覚としては2400cc程度のトルク感でしょうか。
○BMWの最上級車種にも搭載される8速ATが、この1シリーズにも搭載されています!このATの巧みな働きにより、1600ccという小排気量を全く感じさせることなくドライブできます。
○ATのセレクターが電子式となりましたが、この操作具合が素晴らしく良い。開発にお金をかけたのが良く分かります。
○BMW中最もコンパクトなシリーズですが、後部座席も標準的なスペースがあり、大人でも2名なら比較的ゆったりと乗れます。
○Mスポーツのシートは、サポート・厚み・堅さとも素晴らしく、長時間乗っても疲れ知らず。
○高速で走行中も、高いボディ剛性を活かした直進安定性で、日本の高速道路(のスピードレンジ)程度では、微塵も不安を抱かせません。
○ステアリング操作の応答も正確無比。狙ったラインを外しません。
○ダッシュボードの材質も、国産車のようにカチカチでなく、適度に柔らかく高級感があります。
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・寸評(不満な点) |
×自動防眩ルームミラーが装備されていますが、かなり眩しいです。どのタイミング(距離)で防眩となるのか?、はたまた機能しているのか、全く分かりません。
×標準ではUVガラスが装備されていない。さすが北国の車ですね。冬以外はかなり紫外線を浴びます。夏場以外でも、腕がチリチリ焼けていく様が体感できます(笑)。
×8ATは、トルコン式としてはかなり優秀ですが、DCTなどの方式と較べると、変速に僅かな間があり、少し興ざめです。
×エンジンブレーキがあまり効きません。それを期待するなら、かなり積極的にシフトダウンをする必要があります。
×かなり高いスピードレンジで発生した上下動が、一発で収まりません。スポーティでありながら、柔らかい乗り味にした代償でしょうか。
×他のドイツ車も同様でしょうが、ブレーキダストが凄いです。
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・その他自由意見 |
◇NC型ロードスターからの乗り換えです。ロードスターのように、低速コーナーをヒラリ、ヒラリといなしていく感覚はありませんが、高速域での直進安定性と、日常域やワインディングでの回頭性という相反する要件を、高次元で実現したBMWの技術力を賞賛したいと思います。
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