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・メーカー・車名 |
日産「エクストレイル」 |
・車両概要 |
2000ccクリーンディーゼル、4WD、6MT、20GT |
・購入時期・形態 |
09年4月、新車 |
・総走行距離数 |
15,000km(*50,000km) |
・主な使用状況 |
通勤、レジャー、ドライブ |
・スタイル外観 |
8 点(*9) |
・スタイル内装 |
9 点(*9) |
・走り |
10点(*10) |
・操作性 |
10点(*9) |
・居住性 |
10点(*9) |
・燃費 |
10点(*10) |
・総合評価 |
9 点(*10) |
・寸評(良い点) |
○ルノー製M9Rディーゼル&6MTの組合せから産出される動力性能は、まさに脅威!信号ダッシュや上り坂では、あまりエンジンを回さずして、スポーツカーや大排気量サルーンを蹴散らす!
○その一方で走行中の室内は、ディーゼル車らしかぬ静粛性。
○ごく普通の乗用車から乗り換えても違和感を感じない操作性、居住性。ロングドライブも快適!
○圧倒的な走行性能の割には、低燃費でクリーンな排気。懐にも環境にも優しい!
○SUVしてはコンパクトな割に、高い実用性。 |
(*12/12追記)
○クリーンディーゼルの走行性能!高速の登坂、ワインディングの急勾配でも、あまり回さずとも加速しながら走り抜く快感さと、低速から余裕でアクセル・シフト操作が必要最低限で済むことによる、MT車ながらの疲労の少なさは(長距離でも街中でも)、高回転型ガソリンスポーツなどでは、まず味わえないでしょう。
○取回し、乗り心地、居住性は、どれをとってもブームの頃の4駆とは違って、随分と乗用車的です。
○クラスを超えた積載能力と、工夫の限りを尽くした感のある収納性は、嬉しいオマケでした。
○「GT」というグレード名もイイですね。
○このクラスには不要な、3列目シートがないのも好感が持てます。 |
・寸評(不満な点) |
×オフロード走破性は期待できないくせに、クロカン色が強いスタイリング。背面タイヤを背負ってなかったことがせめてもの救い?
×ディーゼルモデルがこの車しか選べなかった。しかも高い。もし日産にランエボやインプのような車があって、なおかつこのM9R搭載車なるものが存在したら、そちらを買っていたかもしれない。
×車外は、音色は悪くないけどディーゼル音がする。 |
(*12/12追記)
×ディーゼルの宿命でしょうか、オイル管理がシビア。交換サイクルが短く、しかも高い・・・
×走破性が決して高い訳ではないのに、オフロードのイメージが強いというか、泥臭さというか、がちょっと残念。もう少し洗練されても良いのでは?中身はかなり洗練されているので、少々勿体ない感じがします。
×デビューして4年も経つのに、このクリーンディーゼルを他車種に水平展開しないメーカー(日産)の姿勢。
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・その他自由意見 |
◇以前クロカンに懲りて、それ以来SUVにはまるで興味がなかった私を振り向かせたのは、この「20GT」だけでした。エクストレイルシリーズの中でもこのモデルに限っては、スポーツカーからの乗換え組が目立つのも、判るような気がします。
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(*12/12追記)
◇興味の対象がクルマ自体ではなく、クリーンディーゼルだったのが購入のきっかけですが、エクストレイルは「想像以上によく出来た車」でした。
◇高回転・高出力型ガソリン車からの乗り換えですが、個人的には、走行性能と燃費がトレードオフの関係にあるガソリン車には戻れそうにないです。ディーゼルといえども、カタログ超えの燃費を記録しようと思えばそれなりに我慢も必要ですが、少々ラフに扱っても、極端に悪くなることがないのもディーゼルですね。
◇最近のSUVが昔「クロカン」と呼ばれた頃に比べると、エクストレイルは、かなり乗用車的になったと思います。思えば昔、鈍重な走行性能と、取回しの悪さ、乗り心地も悪く・・・みたいな感じで、4駆に嫌気が差して4駆を降りた経験がありますが、このクルマにはそんなデメリット感が皆無で、ちょっと背高な普通の乗用車・・・、という感じです。
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