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・メーカー・車名 |
アウディ「A4アバント」 |
・車両概要 |
1800cc、FF、CVT、1.8T
ラグジュアリーライン |
・購入時期・形態 |
07年8月、新車 |
・総走行距離数 |
6,000km |
・主な使用状況 |
通勤 |
・スタイル外観 |
7点 |
・スタイル内装 |
9点 |
・走り |
9点 |
・操作性 |
8点 |
・居住性 |
6点 |
・燃費 |
9点 |
・総合評価 |
8点 |
・寸評(良い点) |
○1.8Lターボは吹け上がりも軽く、事前の予想以上にストレスのない走りができる。いわゆるドッカンターボではないが、CVTとの組み合わせが功を奏して、極めてスムーズな走りが堪能できる。とくに登りの山道では思った以上にスムーズで、これはアクセルを離したとき、CVTの特性でエンジン回転数が下がらないことによるメリットといえる。
○Sモード(スポーツモード)とノーマルモードとの違いが明確で、TPOに合わせた走りが楽しめる。
○“懐の深い利き具合”のブレーキ。一度カーブしながら急ブレーキをした際に、車全体がふわりとカーブする感覚を味わった。国産車との違いが一番明確な部分であろう。
○内装も高級すぎず、好感が持てる。“節度ある品質感”とでも呼ぶべきか。
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・寸評(不満な点) |
×まずは乗り心地。普通の舗装道路での乗り心地がよくない。シルキーさとは無縁で、少しの段差を超えるときの突き上げ感にも高級感がない。
×後席の膝元スペースの狭さはいかんともしがたいし、ラゲッジスペースも実用的とは言いにくい。
×センターアームレストの収容スペースもミニマムで、ここにオプションのカップホルダーを取り付けると、ほとんど物は収容できない。せいぜい交通安全のお守りを収納できる程度だ。全体として、収納スペース不満が残る。
×国産車との設計思想の違いなのだろうが、ドアを開けるとき、全開にするまでの途中で2段階でドアが開き、任意の開き具合で止めることが難しい。降車時に隣の車にぶつけないようそろりとドアを開けたつもりでも、ある段階のところまでドアが開いてしまう。相当注意してかなりゆっくりとドアを開けば任意のところでドアの開き具合を止めることができるが、それ自体難しい。
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・その他自由意見 |
◇今年春に発売される新型と迷ったが、新型はかなり大きくなるとのことで、現行型のアバントを購入した。
◇以前は国産の3.0L車に乗っていたが、この1.8Lターボは思った以上にストレスなく加速でき満足している。
◇購入前、A4のCVTは発進時にもたつくということや、クリープがないということを耳にしたが、ほとんど気にならないレベルである。ATと同じ感覚でクリープを利用し車庫入れをすることができる。
◇全体として造りは重厚で、いかにもドイツ車という感じだが、走りには軽快感がある。
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