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・メーカー・車名 |
トヨタ「イプサム」 |
・車両概要 |
2000cc、FF、AT、Lセレクション |
・購入時期・形態 |
00年9月、新車 |
・総走行距離数 |
98,000km |
・主な使用状況 |
通勤、レジャー |
・スタイル外観 |
9点 |
・スタイル内装 |
8点 |
・走り |
8点 |
・操作性 |
8点 |
・居住性 |
8点 |
・燃費 |
9点 |
・総合評価 |
9点 |
・寸評(良い点) |
○往年のトヨタ車独特のソフトな乗り心地と静粛性。
○5ナンバーサイズで、駐車場に困らない。
○10万km目前だが、トラブル知らずの品質と耐久性。職場の営業車達(初代カルディナ)は、軒並み20万kmオーバーでもまったく平気だったので、この程度は朝飯前なのかも。
○燃費は、10〜11km/Lをコンスタントに記録。車重1.4t/2000cc/ATの条件では十分満足できる。家内の「マーチ
12c」が12〜13km/Lしか走らないのに比べたら、なお更優秀に思われる。省燃費優遇税制に適合させるべく、実用性を犠牲にした昨今の新型車より、ちょっと前の車のほうが乗りやすくて燃費もいいのかもしれない。
○ナマクラ運転を許容してくれるところが、最近は助かる。仕事で疲れた帰り道でラク。
○優れた空調。前車(94年式アストラ)や、家内のマーチとは雲泥の差。早く効くデフロスターや十分な風量、このありがたさは、空調の悪い車に乗ったものしか分からない。
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・寸評(不満な点) |
×前後左右の見切りがよくない。どうしてもセンサーに頼りがちになる。ミニバンだからとか、ワンモーションフォルムが…とか、メーカーは自分達のデザイン力や企画力のなさを他に転嫁しないでほしい。最近は、日産・ラフェスタのように見切りの良いデザインができるようになったではないか!
×ブヨブヨの足回り。ソフトな乗り心地と引き換えに、観光バスのような、とりとめのないふわつき感が欠点。特に多人数乗車時のロールは過大。
×引っ張りすぎの「1速」と開きすぎのアクセルで、アイスバーンの発進がFR車より難しい。基本的なトラクションも不足気味。雪国では迷うことなく4WDを買えということか…。
×ドアミラーのヒーターと外気温度計が欲しい。冬の必需品なのだ。その点ラフェスタは、寒冷地仕様にヒーターの設定があり親切。
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・その他自由意見 |
◇総合的には十分満足している。特に、最近の新型車は、軒並みコスト&利益優先で、頭でっかちなギスギスしたのが幅を利かせているが、我がイプサムはそうした時代に突入するぎりぎり手前の、いわばよき時代の最後の世代に思われ、作り手の人間としての温もりのようなものが、まだ残されているように感じる。
◇2度の車検を終え、10万kmを迎えようとするいま、大金を投じて代替したいようなクルマも無く、そもそもその大金がない現状を鑑み、まずは20万kmを目指し走り続けることにしたいと思っている。
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