●トヨタ「ハイエースワゴン」
千葉県にお住いの、256倍ドベさん(30代男性)の採点簿です。
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・メーカー・車名 |
トヨタ「ハイエースワゴン」 |
・車両概要 |
3000ccディーゼルターボ、スーパーカスタムG |
・購入時期・形態 |
99年3月、新車 |
・総走行距離数 |
55,000km |
・主な使用状況 |
遊び |
・スタイル外観 |
5 点 |
・スタイル内装 |
10点 |
・走り |
10点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
10点 |
・燃費 |
10点 |
・総合評価 |
10点 |
・寸評(良い点) |
○小型車なのに、普通車のミニバンよりも広大な室内空間。
○見た目のイメージと異なり、取り回しがいい。
○3.0DTエンジンの強力なトルクがもたらす、余裕の動力性能。
○そして何よりも道具としての出来のよさ。
○今のミニバンよりもシートがいい、座面の前後長、厚さ、背もたれの高さ、厚さ、全てが充分なので、乗り心地の悪さが緩和されている。
○他には無いトリプルムーンルーフのおかげで、明るい室内。
○ラインOPの大型アウターミラーを装着したが、これが凄く使い易い。2000円は安い!
○バブルの頃の設計なので、今のミニバンより豪華で、コストダウンも顕著ではない。
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・寸評(不満な点) |
×ディーゼル規制に引っかかってしまった点。
×いくつかの状況が重なると、ごくまれに起こるABSの誤動作。
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・その他自由意見 |
◇この車は、車重があるものの3.0DTなら余裕さえ感じさせるトルクがあるので、動力性能は文句無し。8人乗車+荷物満載でも全く問題無し。さすがにガソリンエンジンではこうはいかないでしょう。
◇床面積を無駄なく使った室内空間は、広い=使い易いに直結しています。ただ、シートアレンジはフルフラット以外全く使っていません。
◇ABSの誤動作に関しては、雨の日に3回ほど勝手に作動されて前車に追突しそうになった経験があります。その時は機械の制御の範疇を超えてしまっていたようです。
◇以下は、一般的に見た短所(私は不満とは思っていませんが)。
◇重心の高さからくる、運動性能の低さ。→こんな事当たり前だし、ハイエースに運動性能を求めるのがそもそもの間違い。ハイエースの本当の良さはそんな所にはありません。
◇乾燥重量でも2トン弱の重さ。→これも当然の事、常に重量があることを意識していれば問題なし。
◇床面が高いので、昇降性はいいとは言えない。→駆動方式がFRだし、乗用車よりもトラックに近い味の車なので仕方の無いことです。お年よりや子供の乗り降りを考えるとディーラーOPのアシストグリップは欲しい所です。
◇ミニバンと比べると、特に前席の衝突安全性が確保されていない。→ボンネットがついていないので当たり前です。だからこそ小型車にもかかわらず、あれだけ広大な空間が実現できたのです。だいたい事故で車の正面を潰す事は確率論からいくとめったに起こらない事です。ぶつかった後のことよりもぶつかる前のことをもっと考えましょうよ。衝突安全性が高いにこしたことはないと思っていますが。
◇死角が大きい(特に車両後方)。→小型トラックとほとんど同じです。ラインOPの大型アウターミラー(トラックのミラーみたいなやつ)を装着すれば、ドアミラーよりも遥に楽な安全確認が可能です。
◇いくら豪華に作ったワゴンでも、所詮は貨物車、乗り心地って何?→ハイエースは始めにライトバンありきの設計の車なので、これは仕方の無いことです。そんな中でも2列目のシートは完全にホイールベース内に収まっている事と、シートのつくりがいいのでそこそこの乗り心地が確保されています。
◇短所と言われている点は、車としては短所でも、道具として見ると全てがどうでもいいように思えてきます。そうです!ハイエースは道具として使うのが正しい使い方だと私は思います。
◇最後に、バブル時に設計された車なので、ムダもありますが、総じて今の豪華に見せようとしながら同時にコストダウンも行っているミニバンよりも、高級車に近い内装を持っています。
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