■業界ニュース
|
●マツダが逆風の中あえて「ディーゼル開発」を進める理由(6/15)
世界中の主要自動車メーカーが、欧州市場でディーゼル乗用車からの撤退を表明する中、なんとマツダはディーゼルエンジン技術のさらなる進化(深化)へ開発を継続するという。欧州では長らくディーゼルが主流で、50〜60%という高い市場シェアを保ってきた。しかし、独VWの排ガス不正問題により市場は縮小。その一方で、次世代技術の環境対応として電動車への機運が高まり、世界の自動車各社で電動化開発投資への転換が進んできた・・・
|
●トヨタ、相談役・顧問を60人から9人に削減(6/14)
トヨタ自動車は、経営の透明性を高めるため、相談役や顧問などの人数を大幅に減らす。現在は約60人が7月1日付で9人に削減する。これまでは退任役員がほぼ自動的に就任していたが、今後は毎年業務の必要性に応じて適任と判断した人に絞る。社長や会長を歴任した張富士夫相談役、元副会長の池渕浩介相談役は残り、経団連会長を務めた奥田碩相談役や渡辺捷昭顧問は退任・・・
|
●トヨタが新型クラウンでも「日本市場専用」を貫いた理由(6/13)
15世代目となる新型クラウンが今夏発売される。新型車は日本での利活用に徹底的にこだわった、実質的な「日本市場専用車」のポジションを貫く。高度成長期、クラウンは庶民の憧れだったが、年間販売台数はバブル期の21万台をピークに下降し、現在は4分の1程度に落ち込んだ。ユーザーは、クラウンに対するロイヤルティが強く、そのままユーザー平均年齢は年々高齢化、現在は全国平均で65歳に達した・・・
|
●トヨタ「ランクル」が世界中で愛用される理由(6/12)
トヨタ「ランドクルーザー」(通称ランクル)シリーズが根強い人気を保っている。日本のみならず、世界で愛される車だ。その起源は第二次世界大戦中にさかのぼる。帝国陸軍が米国ジープの存在を知り、悪路走破性能に長けた自動車開発を国内メーカーに要請・・・
|
●5代目「フォレスター」進化する姿形の本質(6/11)
発売が秒読み段階に入った5代目の新型「フォレスター」のデザインはどうか。スバルは、今後のクルマ作りの核として、「スバルグローバルプラットフォーム」とともに「ダイナミック×ソリッド」という新しいデザインテーマを発表・・・
|
●ディーラーで自動車保険販売過熱の裏事情(6/11)
自動車ディーラーは損害保険会社の代理店として自動車保険を取り扱う。新車販売は利幅が小さく、軽自動車だと1台販売しても数千円の利益しか得られないこともある。こうした中、年間保険料の20%程度の手数料を得られる自動車保険はディーラーの貴重な収益源だ。主に取り扱うのが、ディーラーしか販売することができない「ブランド保険」と呼ばれる専用プラン・・・
|