■業界ニュース
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●「もみじマーク」どれがいい?警察庁が意見募集(6/17)
警察庁は、70歳以上の高齢者ドライバーを対象としたもみじマークに代わる新デザイン案を公表した。「枯葉」を連想させるなどといった批判が強く、公募で寄せられた約1万4000点の中から、親しみやすさや視認性などを基に絞り込んだ。現マークを含めた5案について一般からの意見を募集、今秋決定する。
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●特殊な日本の燃費基準、エコカー開発の方向を歪めないか(6/16)
日本の燃費測定が、基本的に実態と乖離した市街地走行を想定して計測されるのに対し、欧米では市街地と高速を分けて表示し、さらに双方の混合モードも表示される。また、重量カテゴリー別基準値設定のため、新型車の車重をわざわざ装備で重くするということが横行している。一方、欧米の規制は、メーカーが販売した全自動車の平均燃費がベースになっており、車重の大きなクルマをたくさんつくるほど不利になる・・・
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●高速無料化、28日から実施(6/15)
高速道路37路線50区間を無料化する社会実験が、28日0時からスタートする。実施区間は1652kmで、首都高速と阪神高速を除く全路線の約2割に該当するが、料金ベースではわずか5%だ。ETC搭載の有無や、時間帯や曜日に関係なく無料で通行できる。無料化以外の路線については、土日祝日1000円など現行の割引が継続する。期間は2011年3月末まで。
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●BMWJ、環境技術・戦略を発表、エコカーを公開(6/15)
ビー・エム・ダブリューは、「BMW Mobility of the Future-Innovation Days in Japan
2010」を開催、環境技術・戦略を発表するとともに、コンセプトカーや電気自動車などを公開した。「X6」ハイブリッドモデルの年内導入や、電気自動車「MINI
E」による実証実験の実施など、日本市場対応も発表。
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●独創的スバル、米で独走(6/12)
富士重工業の「スバル」が米自動車市場で快走を続けている。独特のブランド戦略が消費者の支持を集め、金融危機後のリセッションの影響でライバル各社の販売が大きく落ち込んだ過去2年間で最も高い成長を遂げた。今年は40%の増産を計画している。同社の販売奨励金は1台当たり約1333ドルで主要ブランド中最少。これに対しトヨタは2310ドルだ。
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