■業界ニュース
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●高速料金の上限制、先送り(3/11)
政府は、6月導入を目指していた高速道路の上限料金制度を先送りする方針を固めた。昨年から実施している「休日上限1000円」の割引制度を見直し、平日も走行距離にかかわらず料金の上限を設定する(軽1000円、乗用車2000円、トラック5000円など)計画。新制度に対する関係業界の反発や、地方自治体などに配慮した。高速道路の一部無料化については、全国37路線の50区間で実施する予定だが、これ以外は現在と同様1000円割引が継続されることになる。
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●愛犬とドライブ、欲しい装備は「室内消臭機能」(3/11)
ソニー損害保険は、インターネットで「愛犬とのドライブに関する調査」を行い結果を発表した。愛犬を乗せている場所は、後部座席(51.3%)、次いで助手席(32.3%)。犬用シートベルトの利用は24.3%にとどまり、39.7%があることを知らなかった。愛犬と乗りたい車は「アルファード」「ステップワゴン」など。欲しい装備は、室内消臭機能(59.8%)、撥水シート(46.9%)など。
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●交通事故死者数、高齢者が半数以上で歩行中の割合も高い(3/10)
警察庁の発表によれば、2009年の30日以内交通事故死者数が5772人と、昨年より251人減少し、1993年の統計開始以来最小となった。日本は65歳以上の高齢者の占める割合が51.2%と半数以上を占めるのに対し、欧米諸国は2割前後。また、日本では歩行中の死者数割合が高く(34.9%、欧米諸国は10〜20%)、乗用車乗車中の割合が低い(20.6%、同40〜50%)としている。
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●アクセル主導の米、ブレーキ主導の日本(3/9)
アメリカで車を運転する際、市街地でもフリーウエイでも、しょっちゅうアクセルを踏んでいる印象がある。急加速・急停止は当たり前だ。一方、日本では、運転者の意識はアクセルよりもブレーキに重きが置かれている。運転方法(運転する感覚)が180度違うため、米国仕様車のアクセルセッティングは日本仕様と異なる場合が多い。一連のトヨタ・アクセル関連の論議は、こうした「アメリカ社会での現実」を再認識するべきだ。
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●カワセミ、ウグイス、車の色もエコ主流(3/7)
カワセミ、ウグイス、キナコ…。最近登場した新車に、動物や食べ物にちなんだ名前のボディカラーが採用されている。環境に優しいイメージをアピールしたり、女性に関心を持ってもらおうという狙いだ。これまで白、シルバー、黒が主流とされた車の人気カラーだが、環境問題への関心の高まりを契機に、変化の波が押し寄せている。
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