■業界ニュース
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●トヨタ、1〜3%値上げ検討、原材料高で中型以上の一部(7/25)
トヨタ自動車は、原材料価格の高騰を受け、販売が好調な中型乗用車以上の一部車種について、国内販売価格を1〜3%値上げする方向で調整に入った。消費者の反発が避けられない「全車種一律値上げ」は困難と判断、値上げが買い控えにつながりやすい小型車は据え置く方向。8月にも最終判断する。モデルチェンジを伴わない値上げは、92年に商用車の一部車種を改定して以来。
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●チャイルドシート正しく使って、小児科学会が初の指針(7/23)
日本小児科学会は、チャイルドシートの選び方や正しい装着法を示した初の基本指針「車での安全な移動について−子どもの場合」を作成した。年齢や体格に応じたシートの使い分けや、助手席には原則として装着せず、基本的に後部座席に座らせるなど。装着義務化後も、装着率が低い(約50%)うえに誤使用が多く(約70%)、自動車事故による幼児の死亡率、重軽傷率はほとんど変わっていないという研究報告もある。
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●ホンダ、「スーパーカブ」が生誕50周年、生産累計6000万台超に(7/23)
ホンダの二輪車「スーパーカブ」が生誕50周年を迎えた。1958年に初代モデル発売以来、ビジネス用途はもとより生活に密着した二輪車として世界中の幅広いユーザーに愛用され、これまで延べ160ヵ国以上で販売され、現在15ヵ国で生産されている。シリーズの世界生産累計は、今年4月に6,000万台を突破。
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●日産、小学校環境出張授業を開始(7/23)
日産自動車は、NPO法人気象キャスターネットワークと協働して、小学校環境教育「日産わくわくエコスクール」を開始する。地球温暖化などの座学や、燃料電池車への試乗など独自の授業内容で、2008年度は神奈川県を中心に約20の小学校で実施、今後順次拡充していく。
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●自動車保険、続々値上げ(7/22)
損害保険各社が自動車保険の保険料を引き上げる動きが広がっている。4月の損害保険ジャパンの平均約1%に続き、7月に入り東京海上日動火災保険が平均1.5%、三井住友海上火災保険が同1%強値上げ、大手3社が足並みをそろえた。自動車販売の落ち込みや若年ドライバーの減少により、険料収入はじり貧状態が続く。2007年度の保険料収入は3兆5026億円で、97年度比で5.3%減少した。
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●マツダミュージアム、夏季特別イベントを開催(7/22)
マツダは、本社内の自動車産業見学施設「マツダミュージアム」で、夏季特別イベントとして「水素ロータリーエンジン車展」と「Nagareコンセプトカー展」を7月26日から8月29日まで開催する。入場無料、要予約。
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●トヨタ、「MEGA
WEB」で未来ビークルの運転体験(7/20)
トヨタは、お台場の大型ショールーム「MEGA WEB」で、1人乗り未来コンセプトビークル「i-REAL」の運転体験を、7月26日〜8月31日まで開催する。1日に2回実施し、平日は先着各5名、土日祝日は抽選で各10名が体験できる。条件は普通免許を持つ身長150cm以上、体重90kg未満の人。
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●トヨタ博物館、夏休み特別展示、工作イベント等を開催(7/17)
トヨタ博物館は、小中学生の夏休みに合わせ、特別展示(ダイハツフェローバギーなど)や、ギャラリー展「アメリカンな車たち」、子ども工作教室などのイベントを開催する。8月31日まで、小学生の入館料を無料とする。
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