■業界ニュース
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●トヨタ・ダイハツ・富士重、資本・業務提携を拡大(4/10)
トヨタ自動車、ダイハツ工業、富士重工業は、開発・生産における協力関係を拡大する。具体的には、1)小型FRスポーツ車の共同開発(トヨタ・富士重)。生産は富士重の新設工場で行い、2011年末より両社で市場展開。2)トヨタから富士重へ、小型車をOEM供給(2010年末より)。3)ダイハツから富士重へ、軽自動車(09年後半以降順次)と小型車「クー」(08年10月より)をOEM供給。これに伴いトヨタは富士重への出資比率を8.7%から16.5%に引き上げる。
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●富士重、軽自動車生産から順次撤退、販売網を再編(4/10)
富士重工業は、トヨタグループとの協業を活用し、経営資源をコア技術(水平対向エンジンなど)とその商品分野に集中する事業構造改革を実施する。群馬県大泉町に小型FRスポーツ車の完成車組立工場を新設するとともに、軽自動車生産からは順次撤退、ダイハツからのOEM供給に切り替える。全国46の販売会社を半分に集約するなど、国内のスバル車販売網の再編にも着手。
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●メモリータイプの「手のひらカーナビ」が人気に(4/9)
小型で複雑な取り付け作業が不要なポータブル(持ち運び型)カーナビが売れている。07年度の販売台数は前年度比約2倍に拡大した。人気なのは地図データをDVDやHDDではなくフラッシュメモリーに記録させた「手のひらサイズ」の超小型機種。三洋電機の「ミニゴリラ」がヒットしたのをきっかけに、ソニー、松下などが相次いで参入、激しい商戦を繰り広げている。
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●スズキ、カーシェアリング専用車を「スイフト」にも設定(4/8)
スズキは、「スイフト」カーシェアリング専用車の受注を開始した。オリックスの運用システムに対応、XGグレードをベースに、個人認証を行うためのICカード読込装置や管理センターと通信するための通信機を搭載した。「ワゴンR」「エブリイ」に次いで設定。159.3万円(税別)。
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●環境性能に注目、ターボ装置が欧州で人気(4/7)
三菱重工業やIHIが「ターボチャージャー」の生産能力を増強する。ターボは車の加速力を高めるために使われてきたが、最近は環境規制強化を背景に、欧州でエンジンを小型化し、低燃費を実現するための利用が広がり、世界的な需要の急増が予想されている。
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●Webサイト「Driving
Future」が「webCG」から試乗記を盗用(4/7)
学習研究社の自動車専門サイト「Driving
Future」の記事内容に、二玄社のWebサイト「webCG」から盗用したと見られる表現・表記があったことが判明、学研は記事を削除し謝罪するとともに、関係者を処分する。3月31日に掲載したアウディ「A4」の試乗記に7カ所の酷似表現が見つかり、執筆した車雑誌編集室の室長(当時)が盗用を認めたという。
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●長男も社長、次男も社長、ガリバー2人社長体制(4/7)
中古車販売大手ガリバーインターナショナルは、創業者の羽鳥兼市社長(67)が代表権のある会長に就き、長男の裕介氏(37)、二男の貴夫氏(35)両専務が同時に社長に就任すると発表した。6月1日付。同社は、社長2人体制で会社を牽引することは、さらなる株主価値向上につながると説明。
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●GW期間の渋滞予測、下りピークは5月3日、上りは4,5日(4/4)
道路情報センターは、春の大型連休期間中の観光地周辺道路や高速道路の混雑・渋滞について予測をまとめた。今年は前半が飛び石連休になるため、5月3日からの後半4連休に混雑が集中する見込みで、各高速道路とも下り線は5月3日(土)、上り線は4日(日)、5日(月)が渋滞のピークと予測、30〜40キロの激しい混雑が見込まれるとしている。
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