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写真からの印象だけど、ああ、やっぱりなあと。
東京ショーの5ドアコンセプトについてはここで書いたばかりだけど、案の定その延長線上になってしまった。
大仰なフェンダーはやっぱりいまさらな感じで、どうして「ダイナミック」をこういう解釈にするんだろう?もちろん、シャープなショルダーラインと相まってとにかくサイドが騒がしい。オフィシャル写真ではここのアップもあるから、作り手としては見せ場ということなんだろうけど。
リアはセダンとしてある程度の「厚み」を持たせたのかもしれないけど、これではやっぱり騒がしい。ここは逆に5ドアみたいにシンプルにまとめればよかったのに。
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そもそも、何でこのどこかで見たようなフォルム?これ、5ドアも同じく既視感いっぱいだったんだけれど、何かこう妙な呪縛にでもかかっているのか、どうして最近のスバルはスパッと新しい発想に行けないのか?これで今後6、7年って結構キツイと思うけどなあ。
前にも書いたけれど、少ない車種の中、モデルチェンジの機会もあまりないわけで、そういう貴重な機会をみすみす逃すようなことを、こうしていつまでも続ける意図が不明なんである。
まあ、これが北米でウケるんだと言われてしまえばそれまでなんだけど。
(15/11/22 すぎもとたかよし)
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