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お正月だし、他愛ない話からで。
道行くクルマのなかで、どうもよく目に付くのってないでしょうか?
いや、ポルシェとかアバルトとか、自分の嗜好によって気になる特殊なクルマというより、何となく「あれ、またあのクルマを見た」ってやつ。
僕の場合、いま気になっているのがトヨタの初代イプサムなんである。
5ナンバーサイズの手頃なミニバンとして結構ヒットはしたけれど、96年発売だから実はもう13年超のクルマだ。大きくなった2代目すらすでに廃版になっている。なんだけど、それにしちゃあ、よく見るんである。もう1日に4回くらいなんてこともあったりする。
もちろん、イプサムに感じるところがあるから、なのは間違いないと思う。
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ウソかホントか、イタルデザインが関係しているなんてウワサのあるボディはたしかにバランスがよく、えらくまとまりがいい。写真のグリーンのほかにパープルなど、日本車としてはとんでもなく思い切ったカラーリングがしっかり似合っているのも、恐らくそのプロポーションの良さがあってのことかと思う。
なんてことを考え出したからなんだろうけど、いやはやよく見る。こりゃ残存率もかなり高いんじゃないか、ユーザも飽きが来ないんじゃないか、などと勝手な想像してしまうくらいだ。
実を言うと、ちょっと前は80年代カローラがそうだった。とくに90型。こいつは、かなり状態のいい、とても大切にされた場合が多いのが気になって。もちろん白いボディのSEサルーンで。
最新型じゃなく、しかも取り立てて目立つようなクルマでもないのに、どうもよく目に付く。皆さんは、そういうクルマってないでしょうか?
(10/01/03 すぎもとたかよし)
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