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コラム&レビュー

クルマのまわりで:ヨーロッパ・ツーリング(欧州っぽいクルマ編)

 
 ヨーロッパでまず「オヤ?」と思うのが日本未導入のセアトやシュコダですね。

 まずは90年代のコルドバ。これ、イタルデザインが絡んでいたヤツだったかな? すでにスポーティなイメージですよね。

 シルバーのアルテアは現行車種。すでにワルター・デシルバの手が入った世代ですよね。でも、このリアスタイルは意外と柔らかいイメージです。

 に、比べてやっぱレオンはグッとシャープでスポーティ。とくにこのイエローはいいなあ。まあVW的には難しいんだろうけど、導入したら結構ウケると思うんだけどな、セアト。

 シュコダがまた違うイメージなのは、巧い住み分けができてるっでことかも。先代ファビアは実にシックな感じで、古い街並みにピッタリ。

 でもって、新型ファビアはエレガントなまとまり。どこか、ランチアみたい。でも、セアトと違って日本市場ではあんまりウケないような気がします。


 赤いのはルーテシア、じゃなくてクリオのセダン。初めて見ました。だた、あとで気がついたんだけど、エンブレムはクリオじゃないみたい。南米向けの名前かな?



 
 ウワサのダチア・ロガン。最初見たとき「そんなに安っぽくないじゃん」と思ったのは、多分ピカピカの新車だったから、だと思います。うーん、しかしこの“実用に徹した感”がいいなあ。

 意外と言っちゃあ失礼だけど、結構走ってのがトヨタ・アイゴ。必要最小限の外寸や4人乗れるパッケージだけじゃなくて、欧州をしっかり意識したスタイリングもウケてる理由なんじゃ?

 でもって、さらに意外だったのはアイゴ姉妹(兄弟?)もまた結構見かけたこと。このプジョー107の他、シトロエンC1も何回か見かけました。でも、まとまりはアイゴがいちばんいいかも。

 フィアットですが、そこそこ見かけたのがクロマです。このクラスとしては売れたのかな。でも、マイナーチェンジでブラーボ風になったフロントランプはイマイチ。小細工っぽいもん。

 で、間違いなく大ヒットだったのが実感されるグランデ・プント。もう、どこでも走ってます。結構地味なボディカラーが多い中、南仏で撮ったこれは明るくてよかったなあ。日本にもターボモデル入れて欲しい。あ、そういえば今度の「プント・エボ」もやっぱ小細工な感じです。

 そのフィアットなんかに負けないくらい目立つのがヒュンダイと欧州フォードですね。フォードはキネティックデザインで注目を集めている感じで、たしかに未来感があります。

 次回は旧いクルマ、集めて見ます。

(09/10/24 すぎもとたかよし)

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