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10月の軽自動車販売ランキングは2ヶ月連続でダイハツのムーヴがトップだったらしい。
モデルチェンジしたワゴンRが2位に甘んじたのは、ご想像のとおりムーヴに派生車のコンテが含まれているから。見方を変えれば、この売れ線の四角いクルマを含めても3000台少々しか差が無かったのはワゴンRのスゴさとも言える。
このランキングに実質どんな意味があるのかはよく分からないけど、自販連や軽自協が勿体ぶって発表する“イベント”なのであれば、やっぱりそれなりの公平性が欲しいところだ。これの年間累積でスズキVSダイハツみたいな話が経済紙を賑わすこともあるわけだし。
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一応自動車業界の団体なんだから、ムーヴとムーヴ・コンテはちょっと違うんじゃない?くらいの自主判断はできないのかなあ?いやー、それはメーカーさんの自己申告が基本ですからねえ、なんていうのだったら、いっそスズキもワゴンR・セルボとかワゴンR・パレットとかワゴンR・アルトなんかにしちゃえばいいのに、なんて思う。いや、冗談みたいだけど、実際コンテはそういうことでしょ。
同様に10月トップのカローラもねー。フィールダーは分かるけど、ルミオンはないでしょルミオンは。こんなのOKだったら、ホンダもフィット・フリードでいいじゃん。もう断然トップ間違いなしでしょ。
たとえばCOTYの10ベストカーが今回も各社1台ずつになったとか、そういうあんまりな工作がクルマ業界には結構ある。誰でも知ってるのに平然と進めちゃうようなデタラメ。いや、誰でも知っているからべつにいいやということなのか?でも、結局こういうのが業界の権威や信用を落とすことになると思うんだけどなあ。
(08/11/12 すぎもとたかよし)
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