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パジェロやekワゴンのモデルチェンジでも結構なパーツ流用があったけど、一度生産を止めたボディを、もう一度引っ張り出して来るってスゴイ。
一部手は入っているけれど、基本的なボディは4年前のトッポBJで、妙にゆるんだAピラーのあたりに旧さが漂う。迫力あるブリスターフェンダー・・・なんてプレスにあるけど、それだって基本流用だし。
いやあ、これに加えても宮崎あおいなんである。どういう理由を付けるのかわからないけれど、発表会場ではこの4年前のボディの横に国民的ヒットドラマの主役を並べてみせた。
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こりゃあ、いくらなんでもお手軽過ぎない?
ま、彼女はトッポの、というより今後の三菱車のメッセンジャーなんだそうだけど、それにしても焼き直しでイッチョ上がりのクルマに「篤姫」持って来ちゃうってどうよ? いまの宮崎あおいならトヨタ・iQクラスの話題車がピッタリな感じだけど、まあとにかくトッポだ。
もちろん、逆の見方をすれは超コストパフォーマンスな組み合わせなわけだけど、そういうこと実際やっちゃうかって感じ。
いや、単に弱小企業があの手この手で頑張ってるって話ならともかく、三菱が傾きかけたのは自分たちの不始末が元だからねえ。彼女の横でニヤけている社長さんを見てると、何か違うんじゃないかなあと思うんである。
(08/09/19 すぎもとたかよし)
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