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石油情報センターなる団体の発表によると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が、リッターあたり145.1円になり、これは統計調査開始以降最高値らしい。去年秋に記録した144円を突破してしまった、というのが今日のニュースの要だ。
いちドライバーとしての素朴な疑問はふたつ。まず、お盆を控えたこの時期に値上げってどうなのよ、ということ。だってね、記憶している方も多いと思うけれど、前回グッと値上がりしたのって5月のGW前だったでしょう。あのときもニュースで、旅行を計画しているドライバーを直撃、みたいな話してたよね。これって偶然?
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もうひとつはね、そもそも何でいま値上げなのかよく分からないということ。同センターの発表では、石油会社大手が8月出荷分の卸値をドーンと引き上げたから、としているけれど、その理由がどこにも書いてないんだよね。TVニュースなんかを観ても、やっぱり具体的な理由は言わない。
いや、そりゃあ原油高なんだろうけど、それがいまこの時点で最高値になる動向が全然分からない。どこも発表していないのか、発表されているけどマスコミが取り上げないのか、どうなんだろう?
ま、GWに引き続き、世の中が一斉移動する1週間を前にして値上げをする。とにかくこれは事実なんである。
(07/08/08 すぎもとたかよし)
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