■ガソリンよもやま話
2003■
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ガソリンスタンドの利用・選択理由は?
生活者によるリサーチコミュニティを運営する「My Voice」が、「ガソリンスタンドの利用」というテーマでWebアンケート調査を実施しています。
これによると、ガソリンスタンドの利用頻度は、「月に2〜3回」(43%)が最も多く、「月に1回」(17.6%)、「週に1回以上」(11.1%)となっています。
「利用するガソリンスタンドのチェーンは、いつも同じところですか?」という問いに対しては、「大体同じチェーンの店を利用している」81.6%、「特に決めていない」18.4%で、大多数の人が同じチェーンを利用しています。
頻繁に利用しているガソリンスタンドは、「ENEOS」(18.8%)、出光(14.3)、コスモ(13.1)、JOMO(12.9)、ESSO(11.3)の順。
その選択理由は、「利用しやすい場所にある」が68%で最も多く、「ガソリンが安い」(44%)、「カード割引やポイントサービスなどが充実」(26%)と続いています。
皆さんの利用状況・選択理由は、如何でしょうか?
(2003年11月1日)
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米国でガソリン価格比較サイトが人気
Wiaed
Newsによると、米国でガソリン価格比較サイトの人気が高まっているようです。
夏季の需要増に加え、イラクなど産油国の政情不安により、価格が過去最高に近い水準で推移している。州ごとの価格差が大きく、最も安い地域(ジョージア州テンプル
1ガロン当たり1ドル14セント)と、最も高い地域(カリフォルニア州サウスサンフランシスコ 同2ドル60セント)で倍以上の差がある。多くのドライバーが少しでも節約しようと価格比較サイトを利用。
「ガソリン価格調査」を開始して早や2年半経ちました。この間、我が国でもいくつかのサイトが同様コンテンツを開始しました。デフレ環境下、少しでも安くという消費者のニーズは強いようですね。
老舗「くるまーと」も頑張ります。(^J^)
(2003年9月20日)
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大和は販売激戦区?
セルフ式ガソリンスタンドが相変わらず増えています。石油情報センターの調べでは6月末時点で2743カ店、普及率は5%を超えました。千葉、神奈川、愛知、兵庫など製油所に隣接する都市圏での増加が目立ち、これらの地域はもともとスタンド数が多い販売激戦区だそうです。
で、自宅(大和市)周辺の状況を調べてみました。半径3km程度をほんの30分程走り回っただけで約20店。改めてスタンドの多さを実感しました。うちセルフは3店です。レギュラーの価格は、下記のように最低92円〜最高99円(一般:93円〜99円、セルフ92円〜94円)。同系列でも93円〜99円と6円の差があり、激戦状況を反映しているようです。
ENEOS (4店) |
93円(S)、93円(N)、99円(N)、未表示(N) |
エッソ (4店) |
95円(N)、95円(N)、95円(N)、未表示(N) |
シェル (3店) |
98円(N)、未表示(N)、未表示(N) |
出光 (2店) |
93円(N)、98円(N) |
コスモ (2店) |
98円(N)、98円(N) |
モービル(2店) |
93円(N)、未表示(N) |
JOMO (1店) |
94円(S) |
太陽 (1店) |
92円(S) |
(N)は一般スタンド、(S)はセルフスタンド
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(2003年8月30日)
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2002年度元売り別販売シェア〜価格政策がシェアを左右
日経新聞の調査によると、2002年度のガソリンの国内販売数量は約6000万キロリットル。前年度比2.9%増で、前年度が冷夏のために低調だったことの反動に加え、環境対応型ハイオクガソリンなどが好調だったようです。
元売り各社のシェアは、02年6月に誕生したエクソンモービルグループ(エッソ、モービル、ゼネラル各社)が19.3%で2位となったものの、実質的な順位は変わらず。
シェアを落としたのは出光、コスモ、ジャパンエナジーの3社で、系列小売店に対する価格政策(収益確保=卸価格値上げ)の強弱が、各社のシェア増減を左右したようです。
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シェア(%)
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前年度比増減(%)
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新日本石油(ENEOS) |
23.0
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+0.2
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エクソンモービルグループ |
19.3
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+0.2
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出光興産 |
14.0
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▲0.2
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昭和シェル石油 |
13.4
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+0.2
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コスモ石油 |
11.2
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▲0.2
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ジャパンエナジー |
10.5
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▲0.2
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その他 |
8.6
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−
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(2003年7月26日)
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セルフorフルサービス
今週あたりから、近隣のガソリン価格が一層バラついてきました。レギュラーで93円〜101円と8円の格差がつき、セルフでも93円〜96円と価格競争が激化しています。
既報のように、セルフ式スタンドが2500軒を越え、全スタンドのほぼ5%を占めるまでになりました。で、Webでセルフ関連の話題を検索していたら、下記のサイトを見つけました。
私は専らセルフ派ですが、皆さんは如何でしょうか?
○第8回消費者アンケート「セルフ給油所について」集計結果(全石連)
○ガソリンスタンド、セルフorフルサービスどっちを愛用?(トーヨータイヤ、リンク切)
(2003年6月14日)
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懲りない面々
今週に入り、近隣のスタンドの価格が、概ね2円〜4円値下がりしました。イラク戦争を“奇貨”としようとした元売り各社の目論見は、市場すなわち消費者の厳しい目により、今回も呆気なく潰えたようです。
*奇貨:利用すれば意外の利を得る見込みのある物事や機会
昨年の春も、中東情勢の緊張による原油価格高騰を理由に、元売り各社は卸価格を値上げしました。108号(02/4/13発行)で、「抜本的リストラや構造改革を先送りしたまま、原油高を“奇貨”とするような安易な値上げを、我々消費者は断じて許せません!」と記しました。その後の推移は、皆様ご存知のとおりです。
相変わらずの懲りない面々ですね。(^J^)
(2003年5月24日)
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原油価格下落
値上げが全国的に浸透、レギュラーの平均価格は先月より3円アップし、01年3月に当調査を開始して以来、初めて三桁の大台を超えました。
一方、イラク戦争が早期に終結に向かい、高騰していた原油価格が下落したため、石油元売り各社は、今月からガソリンなど石油製品の卸売価格を約1年5カ月ぶりに1L当たり1-1.2円値下げするそうです。
近隣の店頭価格は、いまのところ一様に先月と同様で、値下げの様相はまだ見られませんが、そのうち一斉に?下がるでしょう。(^J^)
(2003年5月10日)
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サービスエリアの価格は?
日本道路公団が、サービスエリアの石油製品の上限価格を4月1日から引き上げました。イラク戦争の影響で一般のガソリンスタンドの販売価格が急上昇しているためとの説明で、レギュラーガソリンは現行より3円高い1リットル103円となったようです。
高速道路のガソリンスタンドは、原則的に民間業者が運営、販売価格は上限のみを公団が決め値引きは自由だそうですが、大半の業者は上限価格で販売しているようです。
民営化問題がいつの間にか尻すぼみ?になっているようですが、民営化以前に業界の体質こそが変わらねば・・・
(2003年4月12日)
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9年半ぶりの高値に
先月、一気に6円近くも高騰した近隣のガソリン価格が、この1週間でさらに2円程アップ。私の利用するセルフスタンドも、レギュラーがとうとう3ケタになってしまいました。
攻撃か査察継続か。最終局面を向かえたイラク情勢を背景に、米国の原油価格は、湾岸危機以来12年ぶりの高水準に跳ね上がり、国内のスポット(業者間転売)価格もこの1ヶ月で約8円上昇、9年半ぶりの高値となったようです。
攻撃となれば、需給はさらに逼迫、崖っぷちの日本経済にとって、致命的なダメージを与えることにもなりかねません。
“その場の雰囲気”で対応を決めるなどとのたまわっている能天気な輩に、我が国の進路を委ねざるを得ない不幸を、嘆くしかないのでしょうか?
(2003年3月15日)
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横並び
イラク情勢がいよいよ最終局面を迎え、原油価格の動向が一層不透明さを増す中で、市販価格は、上記のように先月やや下がったものの、今週、近隣のスタンドがレギュラー、ハイオクとも軒並み大幅値上げしました。
値上げ額は、リッター当たり2〜6円とバラついており、それまで比較的安い価格を設定していたスタンドの方が値上げ額が大きいようです。この結果、レギュラーの場合、一般スタンドで98〜100円、セルフで95〜96円とかつてのように再び横並びとなってしまいました。
ここ数ヶ月、激しい競争を反映してか、スタンド間で7〜8円の価格差がつき、我々ユーザーにとっては、価格やサービス内容など選択の自由が広がったと喜んでいたのですが・・・
大手銀行のATM利用手数料の相次ぐ有料化(土曜日や両替など)について、公正取引委員会が、カルテルや同調値上げに当たるかどうか調査中のようですが、この業界も、やはり横並び体質から脱却できないのでしょうか。(>_<)
(2003年2月15日)
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