クルマ選びは
  新車データベース
マイカー採点簿
試乗記検索エンジン
国産車サマリー
カーライフ情報は
  厳選クルマリンク
車何でもランキング
車何でもアンケート
自動車保険
業界情報は
  ニュース&トピックス
コラム&レビュー
メールマガジン
  週刊くるまーと
モバイル対応
  運転免許問題集
ガソリン価格調査
車物知りクイズ
いつでも、どこでも
  iくるまーと(i-mode)
<Myくるまーと(PDA)
くるまーと情報
  ウェブマスターより
広報&報道記事
お問い合わせ
 

[email protected]


トップページへ戻る

 

コラム&レビュー

ガソリンよもやま話 2002
ルフ式スタンド急増、2000カ所を突破

 全国石油商業組合連合会によると、セルフ式ガソリンスタンドの数が1年間で倍増し、11月初旬に2000カ所を超えたようです。千葉や埼玉、愛知県など都市圏での増加が目立ち、これらの地域はスタンド数が多い激戦区で、安売り競争を勝ち残るためセルフ式へ転換する事例が増えているようです。
 一方、ガソリンスタンドの総数は、1994年度末の6.4万カ所をピークに一貫して減少、来年3月までに5万カ所を割り込むとみられています。

 当欄でも、近隣(神奈川県大和市)の状況を都度レポートしていますが、まさに上記のとおりですね。

(2002年11月16日)

たまた値上げ!

 米国によるイラク攻撃への懸念から原油価格が大幅に上昇しており、新日本石油など石油元売り各社は、ガソリンの販売店向け卸価格を、10月出荷分から1リットル当たり約4円値上げするようです。

 今春の3円値上げ以来5ヶ月ぶりの大幅値上げです。春の値上げ時に「抜本的リストラや構造改革を先送りしたまま、原油高を“奇貨”とするような安易な値上げを、我々消費者は断じて許せません!!」と記しました。
 幸い“市場”はそのとおりに動き、元売り各社のもくろみは失敗しました。懲りない面々ですが、先週来近隣のスタンドでは既に2円ほど値上がりしています。今回も同じ愚の繰り返しとなればいいのですが・・・

(2002年9月28日)

2001年度元売り別販売シェア〜セルフ積極組がシェア拡大

 日本経済新聞社がまとめた「2001年主要商品・サービス百品目シェア調査」によれば、2001年度のガソリンの国内販売量は、前年比1.5%増の5866万キロリットル。景気低迷の影響で輸送用需要は落ち込んだが、一般ユーザー向け需要は、安売り競争の激化で購入意欲低下に歯止めがかかり、堅調に推移した。
 元売り上位5社の販売シェアは下記のとおり。

シェア(%)
前年度比増減(%)
日石三菱
22.8
▲0.3
出光興産
14.4
▲0.2
昭和シェル石油
12.9
コスモ石油
11.4
ジャパンエナジー
10.7
+0.3
その他*
22.8
+0.2
*うちエクソンモービルグループ(モービル、エッソ、東燃ゼネラル)3社合計で20.4%(+0.3%)

 順位に変動はなかったが、日石三菱(現新日本石油)と出光興産の上位2社は、卸価格の引き上げ徹底など量より利益を優先する戦略を展開した結果、シェアを落とした。3、4位の昭和シェル石油とコスモ石油は横ばい。
 5位のジャパンエナジーと、エクソンモービルグループがシェアを拡大。いずれも、セルフ給油所の出店積極化が奏効した。上位グループは、既存の販売ネットワークへの配慮から、セルフの積極展開を避けた。

(2002年7月27日)

電気に注意!横浜のセルフで給油中に発火

 横浜市内のセルフ式ガソリンスタンドで今月13日、ドライバーが給油中に発火し、車と給油設備の一部を焼く火災が発生しました。
 人体に帯電した静電気が原因とみられ、静電気除去シートに一度も触れていない、化学繊維の衣類を着ていた、エンジンをかけっぱなしにしていた、などの要因が重なったためのようです。

 ガソリンは、灯油や軽油と違い常温で発火する危険な燃料です。このため、通常のスタンドでは、従業員が静電気を防止する衣類を着用しています。
 ドライバーが給油するセルフについては、98年の解禁時から静電気の防止が課題となり、放電プレートや放電棒などを給油設備の近くに設置するなどの対策が講じられました。
 しかし、これまで静電気が原因と見られる発火事故が全国で7件発生、メーカー団体の日本自動車工業会も、本年末までに、全ての新車(ガソリン車)の給油口を静電気防止構造(導電燃料キャップの採用等)とすることや、ユーザーに対する啓蒙活動を実施しています。

 自動車給油口における静電気防止対策について
 セルフ式ガソリンスタンドにおける給油時の静電気防止対策について

 セルフにおける安全な給油方法は、
・給油口リッドを開ける作業と燃料キャップを開ける作業は1人でやること。
・燃料キャップを開ける前に、必ず車体または給油機などの金属部分に触れて放電すること。
・再帯電防止のため、給油中は車両座席に戻らないこと。

 私も、静電気の危険性について深く意識することなく、放電シートに触れずに給油してしまったことがありました。(^^;)
 セルフ利用時には、是非実行しましょう!

(2002年7月20日)

ヶ月に8円値上がり!(>_<)

 今週に入り、大和市周辺のスタンドが、それまでのレギュラー95円/Lを、僅か2週間でさらに3円値上げ、98円/Lにしました。3月と比べると8円もの値上げです。全国的にも同じ状況のようです。
 前々号で「抜本的リストラや構造改革を先送りしたまま、原油高を“奇貨”とするような安易な値上げを、我々消費者は断じて許せません!」と、記しました。これまでセルフスタンドは利用したことがありませんでしたが、精々利用するよう心がけます。

(2002年4月27日)

油高は“奇貨”?

 原油高や円安で採算が悪化している元売り各社は、今月から卸売価格の1リットル当たり3円値上げを特約店に通知したようです。3円の大幅値上げは、湾岸危機の90年11月(4円10銭)以来11半ぶりで、特約店の反発で不発に終わった今年1-3月の値上げ分も加味したようです。

 セルフ式スタンドの低価格販売が一般スタンドに波及するなど、販売競争が激化する中、値上げが末端市場に浸透するかは厳しい情勢のようです。
 しかし、私の住んでいる大和市近辺では、今週に入り各スタンドがこれまでの90円〜92円(レギュラー)を、軒並み95円に一斉値上げしました。ハイオクも105円〜107円に値上げしています。
 当ガソリン価格調査でも、今月に入り全国の平均価格は、レギュラー92円、ハイオク103円と、先月に比べ1円高くなっています。

 中東情勢の緊張による原油価格高騰で一層悪化した収益を、これ以上放置できないとの元売り各社の背水の陣に、特約店が軟化しつつあるようです。各社は、更に来月も年明けからのコスト未転嫁分に直近の急騰分を加え、引き続き3〜5円の大幅値上げを目論んでいるようです。

 抜本的リストラや構造改革を先送りしたまま、原油高を“奇貨”とするような安易な値上げを、我々消費者は断じて許せません!

*奇貨:利用すれば意外の利を得る見込みのある物事や機会

(2002年4月13日)



 

本サイトへのリンクはフリーですが、画像・文章を転載する際は事前にお知らせください。
(c)2000-2005 MICle Corp. all rights reserved.